
こんにちは。砺波洋子でございます。
暦の上で立春となり、若干ではございますが気温も上昇し春の訪れを感じるようになりました。ただ、都内ではインフルエンザが猛威を振るっております。皆さまくれぐれもお身体ご自愛くださいね。
さて、先週の土曜日の午前9:30頃。北朝鮮から人口衛星の打ち上げと称する長距離弾道ミサイルが発射されたのは皆様周知の事と思います。これは2012年12月に発射に続いて2回目、テレビでも緊急速報で国民の安全を確保する為の緊急アナウンスが流れたほどです。
【発言・表現力が大事になっていく】
今回の出来事で関連諸国等との摩擦が強く生じる事は明白でしょう。このような表現の仕方が明らかに間違っている事は誰から見ても明らかです。
では、この件を例にとって少し目線を変えてみましょう。例えば企業の社長が過信して唯我独尊の経営をしていたらどうでしょうか。企業とは様々な関連会社との繋がり、またはお客様との繋がりがなければ経営が成り立ちませんよね。そう、全てが人との繋がりの中で生かされているのです。これを完全に無視し、『自分が良ければ良い』という手法をとれば必ず清算される時期が来るでしょう。
そして、その清算される傾向は特に今年、顕著に出る可能性が高いと算命学の視点で言えます。人に対する発言・表現力が大事になっている昨今、言葉に踊らされることなく真っ直ぐな接し方が求められる事が大事になって参りました。
【利益と感動のバランスを考えて】
何度もこのブログで書いている『企業の利益とお客様の与える感動のバランス』。今年は各企業が様々な改善しなくてはいけない時期に差し掛かっていると前回のブログでも書かせて頂いきました。
是非、皆様にお伝えしたいのは企業として利益を追求する事は使命です。ただ、その『バランス感覚』が問題なのです。ではそのバランスを取ることで得られるものとはなんでしょうか。それは『お客様の感動』なのです。その二つが良いバランスを保つことができればその企業は次のステージに進むことが出来るでしょう。
今の時代はいかに『お客様に感動頂くよう企業の在り方・サービス』を提供できるかがキーになります。今企業はお客様に対する在り方の改善を求められているんです。
【簡単に手に入るものなどない】
このように企業は、お客様や各人との繋がりの中で私どもは生かされている状況の中で過信をしてはいけません。簡単に利益を追求する事のみを求めれば一時的に業績は上がるでしょう。
例えば銀行にお金を借りようと思えばすぐに貸して頂ける時代です。しかし、手に入れたお金をどのように使うかは最終的には人の判断なのです。その人の器によりそのお金が生かされるのです。
そこからどのような原理原則が見えてくるでしょうか。それは『義を先にして利を後にする者は栄える』という考え。お客様を喜ばせる為の改善活動が、感動に代わり利益に繋がるという精神が必要です。簡単に利益を手に出来るような事は無いのです。
【まとめ】
器に容量が無いものは、水を入れても溢れかえりいずれは無くなってしまいますよね。大自然の法則の中には企業にも通ずるものがあると思いませんか。
お客様から喜んでお金を払って頂けるよう、企業の器を大きく改善する事ができれば、器の容量が大きくなり更に感動する方も増えるはずです。今年は企業の器を、そして経営者の考え方という器を大きく改善する事が大事になってくるでしょう。