尊重をすること

尊重をすること

ご無沙汰しております。
砺波洋子でございます。

今週に入ってからというもの、一時期の涼し気な夏から一変、蒸し返すような暑い夏に戻りましたよね。

巷ではこの時期に話題に上がる食中毒「O-157」で体調を崩された方もいっらっしゃいます。皆さんもくれぐれも無理のないようお過ごしください。

 

さて、一般の企業では丁度今頃から人事異動が多くなる時期。

新しい環境に身を移す方、または現状の状況のまま今まで通りの役目をこなされる方。いろいろな状況の方がいらっしゃいます。

  • ・任されたセクションの中で、どれだけ出来るのか
  • ・新しい環境に馴染めるか

様々な悩みがあるかと存じますが、その中で、人を尊重し合う重要性が高まってきています。

 

生き生きとした患者さんがいる病院

病院の高齢者・患者

とあるテレビの番組で、ある病院のお話がありました。
その病院では、なんと施設内にブティックやアクセサリー屋さんがあるんです。

そして、入院している患者さんが服やアクセサリーを身に着けて日常生活を過ごされるんだとか。また、ある患者さんが書道の先生をしており、その方が別の患者さんに書道のやり方を教えるイベントもあるんだそう。

お洒落をした患者さんも、書道を習って先生に褒められた患者さんも、非常に生き生きとしている表情が印象的でした。

 

いまこそスタッフ一人一人を尊重する時代

やる気のあるスタッフ

では、企業に置き換えるとどうでしょうか。

ここ数年で、いわゆる「働き方改革」というものが促進されて、大企業を筆頭に様々な福利厚生に変化が生じてきております。

例えば某大手コンビニなどは、会社内で保育園を作ったり。また、男性の育児休暇を積極的に取得できる環境を設けたりなど。

これは

「企業がスタッフひとりひとりを尊重する」

この現れなんではないでしょうか。

特に大企業と言われている会社に関しては、働いて頂く人数も多いのでより一層自分事として捉えなければいけないこと。会社からそのように認めてもらえれば、生活にもハリが出てくるでしょうし、当然健康面に関しても良い影響を及ぼすことも考えらます。

ですので人の体に関わることが非常に大事になっている昨今、このように働いて頂けるスタッフひとりひとりを尊重していく精神が現代の社会を生き抜く大きな要素になっているわけです。

 

働く人材を尊重し、そして貴重な人材を確保する

スタッフの働く環境が悪くなれば、例えるなら「企業の病気」が始まると言っても過言ではありません。

一旦、そのようなことに陥ると現代社会は待ったなしです。

おきあがる事さえ厳しい時代ですから。

難しい今の社会だからこそ、この荒れた大海原を航海するために必要な「クルー」を改めて大事にしなければいけないのではないでしょうか。

これからは企業もは、働く方に対して尊重する意識を高めて、それを具体的に実践することが働き手の確保に大きく影響する時代です。

急にとはいきませんが、少しずつそのような考えが浸透していけばよいですね。